調光素子、調光素子製造方法および反射型表示装置
Реферат: (57)【要約】
【課題】 反射波長幅が広い体積ホログラム型の調光素 子を容易かつ確実に得ることができるようにする。
【解決手段】 透明電極12を形成し、配向膜13とし てステアリン酸配向剤を塗布した上部基板11と、透明 電極22を形成した下部基板21とを、所定の間隔で対 向させたセル10に、正の誘電異方性を有するネマティ ック液晶と光重合性モノマーとの混合液30を注入す る。このとき、混合液30中の屈折率は、液晶1の複屈 折性により、セル10に垂直な方向に連続的に変化する ようになる。この状態で、上部基板11側および下部基 板21側から、同位相のレーザ光101および102を 混合液30に照射して、混合液30中の光重合性モノマ ーを重合させる。その後、セル10全体を加熱して、配 向膜13を形成しているステアリン酸を液晶中に溶融さ せる。得られた調光素子は、液晶層とポリマー層による 屈折率の変化の周期が、セル10に垂直な方向に連続的 に変化するものとなる。